- 2017年02月13日
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- コラム
- よくあるご質問
御供養について
ハートフルプランにて、お申し込みがあったご依頼者の方にご質問されました。
「この後、ペットへの供養はどうしたら良いんでしょうか?皆さんは、どうなされているのでしょうか?」
まず、ハートフルプラントとは、
「亡くなったペットのお葬式→火葬→お骨上げ→骨上げ法要」
と最も丁重な葬儀プランです。
ご相談は、骨上げ法要の後にどうやって御供養して行くのか?
そう言ったご質問でした。
私が経験してきた中では、本当に色々なお家がありました。
人へのご葬儀の場合でも、七日参り四十九日法要(満中陰法要)される場合、百箇日法要される場合、一周忌法要と全てを行うお家も、一周忌まで開けて法要を求めるお家の方。本当に色々あります。
そうした中で、ペットへの御供養。
ある意味、亡くなった人の場合では親戚の目など諸事情もあります。
しかし、家族だったペットへの御供養は、本当に純粋な気持ちが大事ではないでしょうか?
「一緒に家族として過ごしたから」
四十九日の七日参り、一周忌法要。
「お寺さん、法要をお願いします。」
そうお申し出があれば、私は法要を一生懸命勤めさせて頂きます。
ただ、一つ思うのは「僧侶の法要だけがご供養になる訳ではない」っと思うのです。
大事なペットを亡くされた後。
今、心に感じる「哀しみ、喪失感」。
言い換えれば、心に「喜び、充実感」最愛のペットが生きていた時に感じていた気持ちではないでしょうか?
ペットが亡くなった事が、哀しければ哀しい程、喪失感が大きいほど、ペットが生きていた時、どれだけ飼い主さんの心を支えてくれていたのか。
そう言った「証」ではないでしょうか。
お寺さん、僧侶を呼ばなくても、お経が無くても、
心に感じる「哀しみ、喪失感」それをお辛い事ですが受け止めて、
「喜びを与えてくれた事、心に充実感を与えてくれた事、自分を支えてくれた事」
「本当にありがとう」
そう感謝できれば、何よりペットへの御供養になる。
そう私は思うのです。
「でも、ペットへの供養を手伝って欲しい。」
そう言ったお声がけがあれば、是非手伝わせて頂くべく法要に参ります。
亡くなったペットへの御供養の形、皆さん、それぞれ考え、答えを自分なりに探して頂けたならっと思い書かせて頂きました。
今回、ご質問して頂いたH様。本当にありがとう御座いました。
皆さんが感じている事、気になっている事、何気ない質問は、本当にありがたい私への問い、課題にもなります。
未熟さ故に、直ぐに答えられない事、わからない事は、後日お調べしこうしたブログでご報告して行きたいと思います。
合掌