- 2017年08月21日
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- コラム
最愛のペットの終活
終活
人生の終焉に向けた事前の準備。
遺言、どのような葬儀を行うか、お墓など有無を生前に決めると一般的に言われています。
ペットの葬儀に携わる中で、思う事は「人の終活」だけでなく「ペットの終活」も必要だという事です。
ペットが亡くなったその後、ペット葬儀社さんを調べて選ぶ時間はそれほどありません。
特に夏場の今は、亡くなった最愛のペットちゃんのご遺体は痛みやすい時期です。
少しでも早く送ってあげたい。
そんな想いに慌てて、葬儀社さんに電話し依頼する状況です。
限られた時間ではサービスの内容より料金やホームページを見て決める場合が多いのではないでしょうか。
また、ご家族ともお話し合いができないままに、急いで決めなければならない場合もあるでしょう。
終わった後に、これで良かったのか、不安や後悔が生まれる事があります。
また帰って来る遺骨。
その後、ペットちゃんの遺骨をどうするか。
手元で供養するのか、納骨と言う形で遺骨を預かって貰うのか、動物の供養碑に合葬して貰うのか。
特にご注意して頂きたい事がペット葬儀社さん、それぞれ特徴がある訳です。
訪問火葬を行うペット葬儀社さん、斎場での火葬を主に行う民間の動物霊園さん、宗教法人系列の動物霊園さん。
各社料金が違います。そして、提供されるサービスも違います。
訪問火葬を専門にする事で料金を抑えるペット葬儀社さん。
斎場と施設を持たない事で、その分の費用を抑えられ火葬料金も安い傾向があります。
当社の光堂がこれに当たります。
斎場を持ち、ペットの納骨も受け入れ、動物の霊園も持つ民間の葬儀社さん。
宗教法人の系列と破綻のリスクが低く安心して預けられる葬儀社さん。
施設やサービスが充実している分、料金もあがる場合もあります。
色々な葬儀社さんの特徴とサービスがそこにはあり、料金設定にも必ず理由がある訳です。
だからこそ、最愛のペットちゃんの終活が重要になる訳です。
時間と心にゆとりがある時にこそ、皆さんが思い描くイメージに出来るだけ近いサービス・対応が出来るペット葬儀社さんを探し料金を含めて決めて行く。
いつか必ず最愛のペットちゃんとの別れの日は訪れます。
その大切な日に、送り出す皆さんに後悔やトラブルを避ける手段は事前の準備
「ペットの終活」
ではないでしょうか?
本当に、ペット葬儀社さんは各社で違います。
できる限り事前に調べ、ご自身、家族が料金も含めて納得される葬儀社さんを見つけて頂ければと願っております。
合掌