タップして閉じる

公式ブログ

2024年11月11日
  • コラム

ペット火葬事業 地方と都市部の戦い方の違い

執筆者の紹介

2016年大阪府でペット葬祭事業を個人事業主として立ち上げて9年目、法人化して6期目。

累計7,000件以上の経験。23年度の依頼件数962件

広告宣伝費を使わず「ペット火葬 大阪」で検索順位4位。

広告宣伝費を使わずに検索順位で安定した集客を実現。

また、火葬・冷却・長期保冷が可能であり灰も残らないペット棺の特許を取得。

ペット棺と集客・業務ノウハウをまとめて「ペット葬祭ハナミズキ」を23年に設立。全国47都道府県66エリアで業務パートナー様を募集中。

現在 2年目  12道府県17エリアで活動予定です。

2016年 大阪ペット葬祭・光堂 「ペット火葬 大阪」検索順位 4位

23年 6月 1号店 北海道 札幌店 「ペット火葬 札幌」3位

   10月 2号店 奈良店 「ペット火葬 奈良」9位

   12月 3号店 広島店 「ペット火葬 広島」9位

24年 4月 4号店 兵庫県 尼崎店 「ペット火葬 尼崎」10位

    4月 5号店 兵庫県 神戸店 「ペット火葬 神戸」15位

    4月 6号店 兵庫県 姫路店 「ペット火葬 姫路」9位

    5月 7号店 徳島店 「ペット火葬 徳島」10位

   10月 8号店 北海道 旭川店 公開

   11月 9号店 愛知店 公開予定

   11月10号店 名古屋店 公開予定

   11月11号店 岡崎店 公開予定

   12月12号店 三重店 公開予定

   12月13号店 香川店 公開予定

25年 1月 14号店 茨城店 公開予定

    1月 15号店 静岡店 公開予定

    2月 16号店 大分店 公開予定

12道府県 17支店で活動しています。(24年11月8日 現在の状況)

都市部から地方まで多くの情報が集まる状況です。

成功の定義 3選

第一、確かな収益を残す。黒字化。

第二、3年、5年、10年と長期的な安定

第三、潰れない事


まず、決める事

まず、大事な事は決める事です。

その決める事とは、年商1000万円未満か、年商1000万以上か。

どちらを目指すのか。ここを明確に定める。

戦い方が、まったく変わってきます。それぞれ最適な手段。一番利益を残す方法も変わってくる訳です。

中途半端な経営は、何一ついい結果を残しません。

年商1000万未満 免税事業者としての戦い方

年商1000万円未満 インボイスに登録していなければ免税事業者として事業を運営できます。

移動火葬車を用いたペットの葬祭事業

諸経費は2割 粗利益は8割

ペット葬祭事業の諸経費は2割 粗利益8割です。

固定費 事務所の賃貸料、光熱費

駐車場代、車両保険、車両メンテンナンス費、通信費。

ご依頼があれば、

車両の燃料費、火葬炉の燃料費、提供する骨壺・骨袋代、他消耗品。

飲食店などとは違い、廃棄が存在しない凄く手堅い事業になります。

ただ、問題となってくるのが集客コスト = 広告宣伝費です。

広告宣伝費は諸経費を除いた粗利益に変動費として発生します。

広告宣伝費は一旦除外しながら説明します。

納税事業者の場合

納税事業者の場合であれば、消費税の負担が生じます。

諸経費2割、1割が消費税、粗利益は7割となります。

免税事業者の場合

免税事業者の場合であれば消費税負担は免除されます。

諸経費2割、粗利益は8割となります。

収益シュミレーション

ペット葬祭ハナミズキの業務平均単価は16,000円前後です。

最安価格は7,500円ですが、ペットちゃんの飼育のボリュームゾーンは小型犬ちゃん、猫ちゃんの2~4㎏です。

ここがご返骨プランで16,000円、収骨プランで19,000円です。

ここが中央値になっています。

年商1000万円未満に抑える場合

年間対応件数の上限は625件です。

1000万円 ÷ 1.6万円 = 625件

624件をを超えてしまうと年商1000万円超えます。

年商999万円の場合

999万円 諸経費2割 粗利益8割

999万円 - 199.8万円(2割) = 799.2(8割)

諸経費199.8万円 粗利益は799.2万円

年商1000万円の場合

1000万円 諸経費2割 消費税1割 粗利益7割

1000万円 - 300万円(3割) =700万円(7割)

799万円 - 700万円 = 99万円

99万円近く手残りが変わってしまう訳です。

消費税負担は、重いです。

消費税を納めて粗利益799.2万円まで残そうとした場合

1.6万円 × 0.7(粗利益率)=1.12万円(粗利益)

799.2万円 ÷ 1.12 = 713.5件

714件 - 624件 = 90件

最低 年間90件 業務件数を増やす必要がある訳です。

売上で言えば、1142万円を超える必要があります。

地方では、そもそも需要が限られます。

年間624件で良いのか? 年間714件で必要なのか?

90件の差が地方ではどれだけ重く大変な事か想像が付きますか?

もともと需要数が限られる地方都市 100万人以下の都道府県では大変な苦労を背負わなければ90件の獲得はそうそう増やせない、できない訳です。

検索順位で上位を獲得できても714件も案件を獲得できるのか?

だったら、1000万未満に抑える 624件を年間 目標にする。

こちらの方が手堅く手残りを最大化できる可能性が高い訳です。

年商1000万円を超える経営

人口規模 × 検索順位 = 集客数 = 売上

人口規模がある地域は、検索順位が取れると否が応でも依頼が増え続けて行きます。

逆に、年商1000万未満に抑えて事業を維持する事が出来ません。

断り続ければ、悪い口コミが増える可能性が高まります。

「断られた。」などクレームです。これが積み重なると安定した集客が揺らぐ原因にもなります。

需要に応えるべく、良くも悪くも出来る件数を真摯に対応して行くしかない訳です。

都市部は、偏りが激しいです地域です。

検索結果の1ページ目 上位5位以内のグループと5位~10位以内のグループ。

2ページ目以降の11位以下はお客様はなかなか来てくれません。

一部の集客できるグループと集客できないグループに別れ中間がない。

諸経費2割・消費税1割・粗利益7割

駐車場代、事務所代を含め基本的に割高な都市部。

こちらでしっかり利益を残そうとするならば1000万円を超えて年間対応できる上限数まで業務を目指して行く。

それしか道がありません。

しかし、競合他社が多く都市部ほど広告宣伝費は高くなります。

1件成約するまでの広告コストが、安くて5,000円、普通10,000円、高くて15,000円 それぐらい掛かる地域もあります。

問題となるのが広告宣伝費

問題となるのは、先ほどのシュミレーションに含まれていない広告宣伝費です。

そもそもきっちり集客が出来なければここまで売り上げを獲得できない訳です。

集客方法は2つ

検索順位を獲得して集客をするか?

グーグル広告と広告を出して集客するか?

何れかです。

理想は、自社で検索順位を獲得し無償で集客を実現する事です。

しかし、ほとんどのペット葬儀社様はこれは出来ません。

高い専門性が必須になります。

また、現在1位、2位であっても3年後、5年後はわかりません。

検索順位の仕組みはシンプルです。

アクセス数、滞在時間、被リンク数、運用履歴。

いくつかの項目で採点され順位が高い方から上位に表示される。

今現在、個人で上位を獲得していたとしても最終的には順位を失う結果になります。

1地域を舞台にアクセス数を集めようが、全国でアクセス数を集めようがアクセス数をより多く集めた方をグーグルは評価しているからです。

個人、1人法人、小規模な会社では検索順位を維持できない時代がもう間もなく訪れています。

だからこそ、弊社は大阪と1地域でなく全国での活動へ切り替えました。

そうする事で、ペット葬祭ハナミズキと言う企画、コンセプトで安定した集客の実現を目指しています。

ペット葬祭ハナミズキとウェブサイトからの集客の売上が基準です。

年商119万円未満      月額 集客代行手数料は頂いていません。

年商120~239万円未満  月額 11,000円 年間132,000円

年商240~359万円未満  月額 22,000円 年間264,000円

年商360~479万円未満  月額 33,000円 年間396,000円

年商480~599万円未満  月額 44,000円 年間528,000円

年商600~719万円未満  月額 55,000円 年間660,000円

年商720万円以上 月額55,000円 年間 税込66万円が集客代行手数料の上限となります。

年間66万円のペット葬祭ハナミズキを利用するコストを支払い、検索順位を獲得できればその地域における業務の最大化は可能になります。

自社集客で、自社で広告を出し66万円未満なら利益は増えます。

1件あたり広告費

1,000円の場合は、660件は獲得できます。

2,000円の場合は、330件は獲得できます。

3,000円の場合は、220件は獲得できます。

自社集客で1,000円以上かかるならハナミズキを利用した方が広告宣伝費は削減できる。こういった仕組みです。

実際に、ハナミズキと言う看板で集客できるか出来ないか1年間無償でお試し頂いた上でのご案内になります。

安定した集客が安定した経営に繋がる

全国的に見て、一時的に上位に自社のウェブサイトが表示され依頼件数、売り上げが一気に伸びたペット葬儀社さんはいくつも散見されます。

しかし、2年後、3年後、5年後 順位を失い、集客を失い、廃業もしくは細々とやっている状況がたた繰り広げられてきました。

危険な経営に陥るのが、下手に移動火葬車を増台し人員を雇用してしまった後です。

この固定費が膨れ上がったタイミングで、集客が出来なくなると一気に経営は悪化します。

グーグル広告は何度も言いますが、全国的に高騰してしまっている状況です。

高額な広告費を出して、件数を獲っても利益が残らない。

逆に資金を溶かし赤字を膨らませる。

検索順位で安定して上位を保つ事は、本当に至難の業です。

きっちり実力があって上位を獲得しているのか、過去の栄光の上にたまたま維持できているだけなのか。

検索結果で1位~10位までユーザーは上から順に見て行きます。

条件が合うペット葬儀社が見つかれば、必要ないペット葬儀社は見ません。

1位、2位、3位は、常によく見られグーグルが高く評価するアクセス数、滞在時間が集まりやすい状況が出来ます。

しかし、ここを一旦順位を失ってしまうとアクセス数、滞在時間を一気に失う事になり、もう殆どのウェブサイトが再浮上できません。

一昔前、良いホームページを作れば順位がどんどん上がり、上位に上がる事も出来た時代がありました。今はみんな綺麗なホームページが標準です。

しかし、今は自社のサービスをきっちりアピールできる、お客様の関心を引き込めるサイトを丁寧に作り上げないと伸びない。

まとめ

「まぁ、大変ですよね。」

9年目で、ここまで取り組んでいますが「大変なお仕事です。」

「お客様、ご家族様に寄り添う事に専念できたら」

これが1ペット葬儀社として専念できれば一番、幸せな事かも知れません。

しかし、集客を獲得する。

ここをやって行かないと成長もできない、存続さえ許されない、強制退場、廃業が待ち受けている厳しい世界です。

「安定した集客はどうやって実現できるのだろうか?」

集客を意識し始めてから常にこの課題、難題に悩み続けました。

ペット棺の特許取得、商品化、フランチャイズ事業としての立ち上げ、専念特化すべくフランチャイズ募集を打ち切り、業務パートナー様の募集開始。

「安定した集客」を実現すべく模索した試行錯誤の数々です。

全国47都道府県66エリアで、一つの1枚看板で活動できれば、全国でアクセス数、滞在時間を獲得できる。

ここまでやって、望み続けた安定した集客が実現できるのではないか?

仮説を立て、業務パートナー様の協力の下で全国各地で検証し、結果を踏まえて効果がある方策を見つければ全体に取り入れウェブサイトを強化、修正する。

また、次の仮説を立て、検証する。この繰り返しです。

今、その道半ばです。

47都道府県66エリア そこまで実現できたならこれ以上の安定した集客を実現する仕組みはない。そう私は思っています。

これからペット葬祭業を始められる方も、現在活動されている方も選択肢はそう多くありません。

①自社で集客を取る

②全国で活動するフランチャイズの何れかに加わる

③仲介業者から案件を貰う

④ハナミズキの業務パートナーに参加する

何かしらの選択をし、その結果は3年後には明確になります。

その時は、グーグルの仕組み上、逆転、巻き返す事はできないと見ています。

5年後、10年後には存続か、廃業か何れかの結果だけが残ります。

皆さんの挑戦、経営を安定させる一助となればと思っています。

執筆日2024年11月11日

加筆日 未定



10時~22時まで営業
0120-738-788