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公式ブログ

2024年12月30日
  • コラム

出張ペット火葬業界の今後、推移について【24年最新版12月】

16歳で出家し22年、小坊主から修行し僧侶として18年。2016年にペット葬祭事業を個人事業主として立ち上げ、2020年に法人化。お坊さん兼会社の代表として二足の草鞋を履きながら累計7,500件以上のペット火葬に従事。2021年に自社ペット霊園を開設。2022年 ペット棺の特許を取得。2023年に保冷・冷却・火葬用のペット棺を商品化。また、「価格を抑えて最大限のサービスを」「料金表とサービスを公表し安心できるペット葬儀社を」二つを目標に全国で活動すべく「ペット葬祭ハナミズキ」を立ち上げました。現在、大阪、兵庫、奈良、広島、北海道、徳島、愛知と7都道府県、12エリアで活動してます。僧侶としても日々、修行中。

執筆日2024年12月16日

加筆日 未定

2024年 今年1年を終えて

ペット火葬業界、個人事業主、一人法人が主体の事業者が多い状況ですが大阪でもこの1年で活動休止、廃業、事業撤退する形で数社が消えました。

原因となるのが、重すぎる広告宣伝費です。

これは、全国で広告を出し業務仲介を行っている「ペット葬儀110番」「ペトリィ」であろうが1個人事業主のペット葬儀社であろうが1件成約を取り付けるまで1万円を超える状況です。

そして、業務の平均単価は昨年より更に下落しています。

2万円はまだ下回っていないだろうと考えておりましたが、ペット葬儀110番の下請けをされている葬儀社からお話を聞くと18,000円前後です。

もう2万円を下回っている状況です。

全国で、広告を打ち出し案件獲得数は第一位ではないかと予想されているペット葬儀110番さんがこの状態です。

小動物ちゃんの依頼が多い 都市部のペット葬儀社さんのお話なので、地方はまだ2万円以上はあるかと思いますが最大手、影響力があるペット葬儀社が2万円を下回る平均価格である事。

全国のお客様の価格、相場観に与える影響は大きいと見ています。

全国で平均単価が2万円を割る時代はもうすぐ来ているな。

そう実感した1年になりました。

ペット火葬業界は大編成の真っ最中

ブルーオーシャン、イエローオーシャン、レッドオーシャン

レッドオーシャンから大編成、統廃合へ。

一つのグループ化へに道は、誰も止められません。

この最大の要因が、グーグルの検索順位システムにあるからです。

「ペット火葬 大阪」、「ペット火葬 東京」、「ペット火葬 愛知」

ペット火葬と地域名の検索順位

平均単価が2万円を下回り、広告単価が1万円を超える状況の中で。

広告ではない集客は、検索順位による集客しかありません。

検索順位を獲得できるウェブサイト、ホームページ

日本全国のご利用者様を惹きつける魅力あるサービスを持ち。

全国で活動できる展開力があるか、否か。

グループとしてアクセス数、滞在時間を集められる。

そしてそれがグーグルに評価される仕組みの中、単立では太刀打ちできなくなります。

2025年は、地方で上位の検索結果に居たペット葬儀社の下落が始まります。

そして、一度落ちれば最後、再び上がる事は何かしらの対策を打たない限りほぼ不可能になります。

検索順位の喪失、そこからグーグル広告での集客。

ある程度集客できても、利益が残らない状況が待ち受けています。

更に困難な時代が待ち受けています、

2025年 ペット火葬ハピネスの躍進

2025年 ペット火葬ハピネスが全国を席巻するでしょう。

SEO対策を含めてきっちり取り組んでいます。ここまでやっている所は他のグループではまず見ないです。

そして、成果も出す。検索順位も伸ばしている。

同じ手法で、人口規模100万人以上の都道府県はまず進出するでしょう。

ここに一度順位を取られるとまず取り返す事は、個人、小規模事業主ではほぼ不可能になります。

ペット葬儀110番、ペトリィの崩壊

たいして崩壊が顕著になるのがペット葬儀110番、ペトリィのグループです。

平均単価が18000円 そして、成約、仲介手数料が12000円~13,000円 業務パートナーに入る手残りは5,000円~6,000円ぐらいまで下がっています。

ここから、交通費、燃料費、骨壺・骨袋代金、諸経費が出て行く。

業務を受け持つ下請けのペット葬儀社には、利益が殆ど残らない状況です。

すでに崩壊が始まっており、今後更に悪化しても改善する兆しがありません。

ここは、グーグル広告便りであり、グーグル広告の単価がここまで高騰するとビジネスモデルとして成り立たない状況に陥っているからです。

2024年の12月の値上げ。

広告費の半金程度の前払い制度

10月に案件を50万円分紹介するなら9月時点で25万円の半金を前払いする制度です。

導入された経緯も、紹介していたペット葬儀社が事業破綻した為。

月に50万円分紹介したペット葬儀社が、潰れてしまい紹介料が回収できなくなったから始まった制度だそうです。

業務パートナーが持たない状況が24年の時点で始まっています。

25年は更に崩壊が顕著になると見ています。

ペット葬祭ハナミズキ 静かな成長期

23年は、3支店でした。

24年は、10支店が開設できました。

25年は月2支店 24支店は目指したいと取り組んでいます。

ペット葬祭ハナミズキは、手堅く手堅く成長を目指しています。

ハナミズキの苗木を植えて、花が咲くまで時間が掛かるように。

一つ、一つ、順位を上げて行くように。

一つ、一つと口コミと地域のお客様との信頼関係を築いて行く。

ペット葬祭事業は一長一短で流行り、廃る訳でもありません。

地域のお客様に信頼して頂けるように一つ、一つ実績を積み上げて行く。

そう言った世界です。

加盟後1年間は地味です。

しかし、毎月、毎月を見比べれば確実に右肩上がりに件数を増やします。

広告費をガンガン投じて、赤字覚悟で案件を目指すやり方もありますがゆっくりでも成果を出せる。

どうして、ペット葬儀110番や他社の内情に詳しいのか。

下請けをしていたペット葬儀社が生き残りを掛けて弊社のハナミズキに加わって頂けるからです。

「集客」「安定した売上」「成長」

1ペット葬儀社として欲しい条件、期待していた成果はこの三つかと思います。

これが実現できなかった親元となるペット葬儀社グループから離脱が始まっています。

負担金 0円 1年間無償 有償でも紹介手数料「8%前後」

1年間はウェブサイトの順位が上がるのに時間が欲しい事もありますが新規で始めた加盟者様、業務パートナー様も実力をしっかりつける時間でもあります。

最初から1か月 50件も60件も対応できません。

10件、20件、30件、35件、40件と件数を増やして80件、90件と自分の上限、家庭とのワークライフバランスを模索して頂き働きやすい環境も確認して頂く必要がある。

26年、27年その先は?

将来的な予測ですが、やはり移動火葬車を用いたペット葬儀社は個人事業主、一人法人、小規模会社が強いのがペットの葬祭事業です。

本当に、相性がずば抜けて高いと思います。

特に、個人事業主、一人法人でバリバリ働く労働意識のぶっ壊れた方々が生き生きと働ける業界ではないかと思います。

「休日?定休日?何?仕事が無い時休めば良い。」

そんな労働意識を持った働き続ける事を苦にしない人間です。

私もそんな一人になります。

365日 特段別に休み無くても働ける「the 個人事業主」マインドの持ち主達。

特に、最近は移動火葬車の性能が上がり正直そんなに身体が疲れません。

お家族様へ寄り添う精神的な疲労はありますが、体力的にはそんなに疲れる業務でもない。

肉体的な限界がないので、だらだら働けてしまう。

自分のペースで働けるなら、休み無くとも平気な方々が活躍できるのが出張ペット葬儀業界です。

こうした人員が、それこそ1地域1人いると企業、会社組織による寡占化は難しくなります。

個人事業主、一人法人の方々は集客が苦手です。

この集客をしっかりサポートする仕組みがあり、利益率がしっかり確保できるなら365日 各個人が自分のペースで働き続けられる。

25年度はハピネスがペット火葬業界を席巻しますが、どこかで頭打ちになると見ています。

これは、ハピネスの欠点でもあります。社員しろ、業務委託にしろ、人を雇用する必要がある。

社員の利益と会社の利益の乖離が問題になってきます。

会社からしてみれば、正社員、業務委託であれ、毎月一定の人件費を支払っているなら少しでも売り上げを出したい訳です。

遠方、負担が重くても1000円でも利益があるならば業務を受注する。

これが会社の都合になります。

しかし、正社員、業務委託側であれば毎月の給料、収入が決まっているなら件数は少なければ少ない方が楽です。

会社にとって1000円の利益になったとしても遠方、負担のかかる地域に応援に行きたくない訳です。

終業間際の依頼、1件あたりいくらかの手当てがあっても行きたくない。

手当てがあるならガツガツ稼ぎたいタイプは、そもそも独立、開業を目指します。

会社組織に所属して働く時点で、安定した収入の中でほどほど頑張りたい。これが本音かと思います。

現金を扱う中での不平不満


全国展開でバリバリ集客かけるハピネスさんなら1日の売り上げは10万円以上はあるかと思います。

25日 労働として 250万円以上は現場スタッフは稼いでいる。

給料が25万、30万、35万だった場合。

そこから税金を引かれ、手取りは20万、25万、30万と減ります。

気持ちとしては搾取されてる気がしてくる訳です。

会社としても、25万の給料を出すには30万

30万なら35万、35万なら40万円、大まかに書きましたが雇用にあたって重い会社負担、税金が発生します。

安くとも1台700万円を超える高価な移動火葬車の設備投資。

他、もろもろの経費。

会社には、会社側の言い分があります。

人を雇用する場合は、会社負担の税金も雇用する労働者に稼いで貰わないと赤字になる。

それは雇用されている側にはわからない状況です。

ペットの葬祭事業、大変なお仕事です。会社は利益の為に、負担が大きい地域でも業務を受ける。

こうなると現場の負担は更に増します。

負担が軽く、給料がそれなりなら我慢して働けます。

しかし、負担がまぁまぁ重く、給料が見合わないと感じると離職に繋がる。

そして、独立しやすい業界。

経営者が、ペット火葬の現場からの叩き上げ、現場の苦労をよく知る会社組織ならこの待遇の乖離を理解できますが殆ど知らない場合、現場のスタッフが感じるストレスや疲労感などがわからない。感じられない。

方や同じように働き、年収1000万円以上稼ぐ一人法人もあります。

方やどんなに頑張っても年収500万も行かない現場スタッフ。

そりゃ辞めて独立したくなります。

安定した集客を成立させる事が極めて難しいのですが、多くの現場スタッフはわからない。わかったとしても、結局はありがたく今の賃金で我慢しろっと言う話になるので意識の差は埋まらない。

個人事業主、一人法人はシンプル。

稼ぎたければ頑張れば良い。しんどいなら休めば良い。自由に裁量できる為にプレッシャーがありません。

1日3件としても、1日4件、5件と日程を組まれて移動火葬車で走り回る大手ペット葬儀社の社員の少なくとも2倍は稼ぎがある。

モチベーション、意欲、責任感、経験数。

個人事業主、一人法人の方が圧倒的に高い。

生存ラインの差

毎月必要な手残りが、個人事業主、一人法人と全国で活動するペット葬儀社では全然違う訳です。

小さい故の小回り、小コストで存続できる。

例えば、個人事業主、一人法人の場合

1日3件 月90件 年1080件

これが実現できれば年収1000万円は超えます。

近場で、三件業務を行えば良い。6時間~8時間の労働時間です。

会社の場合

事業として成立する為の必要数が元から違う訳です。

まとめ

ペット火葬ハピネスが全国で席巻するとペット葬祭ハナミズキが拡大する。

ペット葬儀110番、ペトリィが崩壊し始める中でハナミズキへの参加するペット葬儀社が増えています。ペット火葬ハピネスが全国進出する中で地方は一気に変化を求められる状況になります。

ペット火葬ハピネスは、基本的に収益性が高い都道府県は自社で進出しているので現地のペット葬儀社とは対立関係となります。

また、全国で活動する「天国の扉」、「ペットの旅立ち」、「動物の園」。

FC加盟が前提です。ほぼ移動火葬車も指定される。

全国で展開を目指すグループの中で、個人事業主、一人法人、小規模法人を取り組み集客をサポートできる仕組みは、現在「ペット葬祭ハナミズキ」しかありません。

自社集客の限界を感じ先行き不安を覚えれば、ハナミズキを頼る。

この選択肢が生まれる訳です。

24年10支店 立ち上がりました。

23年の3支店と大阪を合わせて14支店

6カ月後、1年後と集客力は一目瞭然で判断できます。

理論的に伸び続けているのか、停滞しているのか、失速しているのか。

27年にはペット火葬業界の大編成はほぼ終わっていると思います。

検索順位の1位、2位、3位を全国で活動、展開しているグループが抑えている。

グーグルの仕組み上、そうなって行く。

上位組とその他といった感じになると見ています。

無為無策のまま1年間を過ごすのか。

無償でペット葬祭ハナミズキのプログラムを体験し集客力を実感するのか。

存続するも、廃業するもどこまで言っても自己責任です。



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